モンスターハンターライズ:サンブレイクの「操竜」をテーマに作ったオリジナル曲、『操竜ダンプ』。
もともとは実況動画の中で使うために作った曲でした。
ボルボロスに操竜して突進している姿を見て、
「これ、ダンプじゃん」
と思ったのが始まりです。
そして完成したサビが、
「操竜ダンプ 突撃ダンプ」
「突撃!粉砕!一撃!必殺!」
「操竜ダンプ」
……何と戦っているんでしょうか。
さらにAメロでは、
「今日も元気に操竜しましょ」
「いつも元気に、突!撃!」
と、元気いっぱいに危険運転を推奨しています。
こうして、冷静に考えるとかなり危険な歌が完成しました。
一番搾りごま次郎、クビになる
実は『操竜ダンプ』には、もともと別のボーカルがいました。
その名も、
「一番搾りごま次郎」
おっさんです。
これまで実況で使っていた曲では、この一番搾りごま次郎が元気いっぱいに歌っていました。
もちろん『操竜ダンプ』も、最初はごま次郎が歌っていました。
ところが、MVを作ろうと考えたところで問題が発生します。
「これ、可愛い女の子が歌った方が映像として良くない?」
身も蓋もありません。
そこで女性ボーカル版を作ってみたところ、
普通に良い。
さらに歌っている女の子の映像まで作ってみると、
もっと良い。
こうして一番搾りごま次郎は、本人に何の落ち度もないままボーカルの座を追われました。
世知辛い世の中です。
おっさんに優しい世の中になってほしいものです。
なお、作詞・作曲担当として引き続き裏方で働いてもらいます。
ちなみに「一番搾りごま次郎」という名前は、映画『トラック野郎』の主人公「一番星桃次郎」が元ネタです。
ダンプの歌を歌うには、これ以上ない名前でした。
そのはずだったのですが――
クビになりました。
せっかくだからMVを作ろう
曲も完成したし、せっかくなので単体のMVにしてみることにしました。
ところが、ここで問題が発生。
操竜の映像だけだと、ずっと似たような画になってしまう。
曲として聴く分にはいいのですが、MVとして1分以上見せるとなると、さすがに変化が欲しい。
そこで今回は、ゲーム映像に加えて、AIで作ったアニメーションやイラストを組み合わせてみることにしました。
歌っている場面。
ダンプを運転している場面。
出発前に点検している場面。
少しずつ映像を増やしていきます。
ここまでは良かった。
突然、ジープが現れた
ダンプとは違う場面も欲しいと思って画像を作っていたところ、
なぜかジープが登場しました。
いや、ダンプの歌なんだけど。
でも絵としては妙に良い。
そこで、
「まあ、2台体制なんだろう」
ということにしました。
さらにダンプとジープが並んだ場面を作ってみると、背景には見覚えのない文字が。
「操竜ダンプ社」
……会社になってる。
誰も会社を作ってくれとは言っていません。
しかし、妙に立派な社屋と車両を見ていると、
「まあ、操竜ダンプ社ならあるか」
という気がしてきます。
ありません。
この会社、何をしているんだ?
完成した映像を改めて見てみました。
ダンプを点検する。
ダンプで走る。
ジープでも走る。
岩に突っ込む。
歌う。
そして最後に、
「安全運転を心掛けましょう。」
何の会社なんでしょうか。
そもそもダンプなのに、一度も何かを運んでいません。
もしかすると、夢と希望でも運んでいるのかもしれません。
その夢と希望を積んだまま、岩に突撃します。
細かいこたぁ良いんだよ!
AIを使った映像制作は今回がほぼ初めてだったので、実際にやってみると色々ありました。
人物の顔が微妙に変わったり、車両の細部が変わったり。
よく見ると、
「あれ? このダンプ、さっきとホイール違わない?」
なんてこともあります。
大丈夫です。
操竜ダンプ社には何台もあります。
たぶん。
そんな感じで、作っている本人にもよく分からない設定が次々と追加されながら、『操竜ダンプ』のMVが完成しました。
可愛い女の子が歌い、ダンプが走り、モンスターに突撃する。
意味は分かりません。
でも、作っていてめちゃくちゃ楽しかったです。
『操竜ダンプ』MV
ということで、完成したMVはこちら。
『操竜ダンプ』
今日も元気に操竜しましょ。
脇目も振らず、
突!撃!
※安全運転を心掛けましょう。










