METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(PS3 HD版)
パスの乗るメタルギアZEKEとの戦闘を開始。
取り付けたレールガンから核を発射する事が出来ます。
何としても阻止しなければ……。
BGMは、パスが歌う恋の抑止力。
これは、マザーベースの隊員たちの間で行う予定だったお祭りの時に、
ガルベスとカズが曲を作り、パスが歌う事になっていた歌でした。
激しい戦闘が続きます。
機体性能はピースウォーカーの後に作られた物なので格段に良く攻撃も激しいです。
激闘の末、なんとかZEKEを破壊する事に成功。
爆発するコクピットでパスは叫びます。
「お前たちという抑止力が必要とされる以上、真の平和など訪れない
ひとときの平和幻想の中で、お前たちは利用され、陵辱され、
最後には社会悪として棄てられる……
それがお前たちが選んだ道だ!」
爆発するコクピット。
吹き飛ばされたパスは海面へと消えていきました。
パスの反乱後、片付けが済み落ち着きを取り戻したマザーベース。
スネークが葉巻に火を付けるとカズが話しかけて来ました。
「パスが最後に言っていたCIPHER(サイファー)とは”空”の意味の”暗号”……。
もう一つの意味は……」
「零(ゼロ)」スネークが答えます。
カズの話は続きます。
「暗号(CIPHER)を駆使した電子諜報(シギント)……
その中心にいるのが零(ゼロ)……ってことか」
「カズ……?」
スネークはかつての仲間の名前を聞いて驚きます。
※スネークイーター作戦の時に武器などの情報支援として入っていたシギント
※画像はスネークイーター作戦の時の物です。
そしてカズは意外な事を語りだしました。
「あんたに謝る事がある……冷静に聞いてくれるか?」
「ああ…」スネークは嫌な予感をしながらも答えます。
「教授の事もパスの事も…… 俺は最初から彼らの正体を知っていた。
利用させてもらったんだ」
カズは全てを知った上で、彼らをコロンビアまで連れて来ていたのでした。
しかし、裏がある訳ではありませんでした。
全てはMSF拡大のため。カズはそれに全てをかけていました。
「俺たちの創りだしたこの傭兵ビジネスは、いつか世界の経済を支える
新しい力になるはずだ」
それがカズの持論でした。
いずれ冷戦は終り、地域紛争やテロの時代が来る。
反共の時代から、反テロの時代へ。
その時、軍隊は国家から分離し戦争はビジネスになる
「俺たちは俺たちの価値を売る」カズは言います。
MSFを必要とする依頼人は世界中にいるはず。
MSFはその先魁なのだとカズは言います。
そして「これこそ ひとつの革命だ そうだろ?」
カズは熱く語ります。
しかし、スネークは「そう、うまくはいかない」と首を振ります。
「今回の事件で、俺たちは旧体制の歴史に関与してしまった。
俺たちの存在は世界中にしられたはずだ……
俺たちは時代に干渉してしまった。
何処にも属さない軍隊が、触れていはいけない国際情勢に介入してしまったんだ」
スネークの言葉にカズは困惑しながらも聞きます。
「俺たちを快く思う連中ばかりじゃない?」
スネークは答えます。
「俺たちは世界の軍事均衡を狂わせた」
カズが続けます。
「俺たちを歓迎しない者達は国境なき軍隊を排除しにくる?」
スネークは答えます。
「もはや後戻りは出来ない」と……。
「俺たちは古い抑止システムに食い込んだ歯車だ
時代の形が変わらない限り 歯車は騒音を立てる」
スネークが言います。
「では俺たちは誰と戦うことに?」
「世界の均衡を戻そうとする 俺たちの存在を許さない全ての規範……」
「俺たちを追ってくるのは、決まった国やイデオロギーじゃない
俺たちは時代という怪物と戦う事になる」
「10年前ボスは時代に拒絶され…… 殺された
そして、今度は俺たちが試されることになる」
「時代が俺たちを排除するか?それとも俺たちに時代が協調するか?
それは善悪も勝ち負けもない…… 孤独な戦いになる」
スネークはザ・ボスとは違う生き方、
孤独な戦いを戦い抜く覚悟を決めていました。
「あんたとその結末を見届けよう」カズは言います。
「カズ…… 世界中が俺たちを追ってくる
さあ みんなを集めろ!」
そしてスタッフロールの後、BIGBOSSの演説が始まります。
俺たちは国を棄てる
互いの祖国を棄て、この惑星と一体になる
そこには国も思想もイデオロギーもない
俺たちは必要とされる土地へ赴き 俺たちの為に戦う
国のためでも 政府のためでもない
俺たちは必要とされているからこそ 戦う
そして持てぬモノ達の”抑止力”となる
俺たちは「国境なき軍隊」…
時代が俺たちの目的を決める
だが 俺たちはカネで買われる事になる
時代が望めば様々な革命や犯罪、テロに手を貸すことになるかもしれない
そうだ 俺たちは地獄へ堕ちる
しかし 俺たちにここ以上の居場所があるか?
ここは俺たちにとっては唯一無二の家
天国でもあり地獄でもある
それが俺たちの「天国の外側(アウターヘブン)」だ!
ってな訳で、今回でMETAL GEAR SOLID PEACE WALKER(PS3 HD版)は終了です。
この続きは、METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES になります。
途中、体調不良で更新が遅れたりしちゃいましたけど、何とか最後までいけました。
TPPも順調に進めていて、今話は半分くらいでしょうか。
発売から一ヶ月も経ったし、ネタバレ気にせず、書いていこうかなと思っています。
ごちそうさまでした
パスの乗るメタルギアZEKEとの戦闘を開始。
取り付けたレールガンから核を発射する事が出来ます。
何としても阻止しなければ……。
BGMは、パスが歌う恋の抑止力。
これは、マザーベースの隊員たちの間で行う予定だったお祭りの時に、
ガルベスとカズが曲を作り、パスが歌う事になっていた歌でした。
激しい戦闘が続きます。
機体性能はピースウォーカーの後に作られた物なので格段に良く攻撃も激しいです。
激闘の末、なんとかZEKEを破壊する事に成功。
爆発するコクピットでパスは叫びます。
「お前たちという抑止力が必要とされる以上、真の平和など訪れない
ひとときの平和幻想の中で、お前たちは利用され、陵辱され、
最後には社会悪として棄てられる……
それがお前たちが選んだ道だ!」
爆発するコクピット。
吹き飛ばされたパスは海面へと消えていきました。
パスの反乱後、片付けが済み落ち着きを取り戻したマザーベース。
スネークが葉巻に火を付けるとカズが話しかけて来ました。
「パスが最後に言っていたCIPHER(サイファー)とは”空”の意味の”暗号”……。
もう一つの意味は……」
「零(ゼロ)」スネークが答えます。
カズの話は続きます。
「暗号(CIPHER)を駆使した電子諜報(シギント)……
その中心にいるのが零(ゼロ)……ってことか」
「カズ……?」
スネークはかつての仲間の名前を聞いて驚きます。
※スネークイーター作戦の時に武器などの情報支援として入っていたシギント
※画像はスネークイーター作戦の時の物です。
そしてカズは意外な事を語りだしました。
「あんたに謝る事がある……冷静に聞いてくれるか?」
「ああ…」スネークは嫌な予感をしながらも答えます。
「教授の事もパスの事も…… 俺は最初から彼らの正体を知っていた。
利用させてもらったんだ」
カズは全てを知った上で、彼らをコロンビアまで連れて来ていたのでした。
しかし、裏がある訳ではありませんでした。
全てはMSF拡大のため。カズはそれに全てをかけていました。
「俺たちの創りだしたこの傭兵ビジネスは、いつか世界の経済を支える
新しい力になるはずだ」
それがカズの持論でした。
いずれ冷戦は終り、地域紛争やテロの時代が来る。
反共の時代から、反テロの時代へ。
その時、軍隊は国家から分離し戦争はビジネスになる
「俺たちは俺たちの価値を売る」カズは言います。
MSFを必要とする依頼人は世界中にいるはず。
MSFはその先魁なのだとカズは言います。
そして「これこそ ひとつの革命だ そうだろ?」
カズは熱く語ります。
しかし、スネークは「そう、うまくはいかない」と首を振ります。
「今回の事件で、俺たちは旧体制の歴史に関与してしまった。
俺たちの存在は世界中にしられたはずだ……
俺たちは時代に干渉してしまった。
何処にも属さない軍隊が、触れていはいけない国際情勢に介入してしまったんだ」
スネークの言葉にカズは困惑しながらも聞きます。
「俺たちを快く思う連中ばかりじゃない?」
スネークは答えます。
「俺たちは世界の軍事均衡を狂わせた」
カズが続けます。
「俺たちを歓迎しない者達は国境なき軍隊を排除しにくる?」
スネークは答えます。
「もはや後戻りは出来ない」と……。
「俺たちは古い抑止システムに食い込んだ歯車だ
時代の形が変わらない限り 歯車は騒音を立てる」
スネークが言います。
「では俺たちは誰と戦うことに?」
「世界の均衡を戻そうとする 俺たちの存在を許さない全ての規範……」
「俺たちを追ってくるのは、決まった国やイデオロギーじゃない
俺たちは時代という怪物と戦う事になる」
「10年前ボスは時代に拒絶され…… 殺された
そして、今度は俺たちが試されることになる」
「時代が俺たちを排除するか?それとも俺たちに時代が協調するか?
それは善悪も勝ち負けもない…… 孤独な戦いになる」
スネークはザ・ボスとは違う生き方、
孤独な戦いを戦い抜く覚悟を決めていました。
「あんたとその結末を見届けよう」カズは言います。
「カズ…… 世界中が俺たちを追ってくる
さあ みんなを集めろ!」
そしてスタッフロールの後、BIGBOSSの演説が始まります。
俺たちは国を棄てる
互いの祖国を棄て、この惑星と一体になる
そこには国も思想もイデオロギーもない
俺たちは必要とされる土地へ赴き 俺たちの為に戦う
国のためでも 政府のためでもない
俺たちは必要とされているからこそ 戦う
そして持てぬモノ達の”抑止力”となる
俺たちは「国境なき軍隊」…
時代が俺たちの目的を決める
だが 俺たちはカネで買われる事になる
時代が望めば様々な革命や犯罪、テロに手を貸すことになるかもしれない
そうだ 俺たちは地獄へ堕ちる
しかし 俺たちにここ以上の居場所があるか?
ここは俺たちにとっては唯一無二の家
天国でもあり地獄でもある
それが俺たちの「天国の外側(アウターヘブン)」だ!
ってな訳で、今回でMETAL GEAR SOLID PEACE WALKER(PS3 HD版)は終了です。
この続きは、METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES になります。
途中、体調不良で更新が遅れたりしちゃいましたけど、何とか最後までいけました。
TPPも順調に進めていて、今話は半分くらいでしょうか。
発売から一ヶ月も経ったし、ネタバレ気にせず、書いていこうかなと思っています。
ごちそうさまでした