METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(PS3 HD版)
電話回線でペンタゴンに連絡するスネーク。
議長には信用して貰えましたが、強硬派の一人が反発。
直接交渉も失敗に終わりました。

万策尽きた…… そう思った時、ママルポッドはスネークを呼びます。
「ジャック」

AI上部のハッチが開きました。
まるでスネークを呼ぶ様に。

AIポッドに乗り込んだスネークは記憶版を引き抜いていきます。
その最中、AIは入力されていない10年前の……
グロズニィグラードで最後に語った言葉を発していました。
まるで、ザ・ボスがこの世に蘇った様に……。

※スネークイーター作戦でのザ・ボス

記憶版が抜かれ機能を失い、次第に意味のない言葉を発する様になるAI。
最後は「ジャック」と繰り返すだけになっていました。

記録領域ゼロ……。
ママルポッドの活動は停止した。
はずでしたが、偽装データ送信は止まりません。

地球滅亡までのカウントダウンは依然続いています。

「何故なんだ……。教えてくれボス!」
スネークは絶叫していました。

残り6分。
強硬派達は報復を要求。

抑止力とは夢の産物だったのか……。

「大脳が損傷しても生命活動が続く事がある」そう分析するストレンジラブ博士。
任務を全うしようと、本能のみで…… レプタイルポッドで活動しているというのか……。

何としてでも止める!
それ以外に世界を救う術はありません。

ひたすらに攻撃を続けるスネーク。

しかし、ピースウォーカーは止まりません。

もう終わりか…… 諦めかけたその時、ママルポッドは再び光を取り戻しました。

立ち上がるピースウォーカー。

「……sing…… sing a song……」(『SING』The Carpenters,1973)

ピースウォーカーは平和を願う歌を歌いながら、自らニカラグア湖へと入っていきます。

損傷した各部装甲に水圧がかかりAIが浸水。
偽装データの送信は止まり、NORADの核攻撃データは消滅しました。

ピースウォーカーは全面核戦争を回避するために自らの死を選びました。
ママルポッドに宿ったザ・ボスの精神は10年前と同じく、銃を捨て平和の為に
犠牲になる事を選びました。平和の歌を歌いながら……。
これこそが10年前のザ・ボスの最後の意志。

湖に沈むピースウォーカーを見送りながら、求めていた真実を知り涙するストレンジラブ博士。
そしてザ・ボスの形見であるバンダナを湖へ投げるスネーク。
それは彼女への餞別でもあり、決別でもありました。

カズが語りかけます
「スネーク まだここにいたのか?さぁ 帰ろう」
「俺はもう戻らない……。断ち切れたよ」そう応えるスネーク。
「みんなお前を待っているんだぞ?ボス」慌てるカズ。
勘違いしたカズに構わず続けるスネーク。
「…俺は彼女に裏切られた」
カズに説明するスネーク。それは自分に言い聞かせている様でもあります。
「彼女は最後に銃を棄てた。あの時、それまでの人生を…俺を含む全てを否定した。
命を差し出すことで軍人としての全て放棄した……」
軍人としての全てをスネークに託したザ・ボス。
しかし、彼女は最後に軍人として生きる事を辞めていました。
それはスネークにとって裏切り以外の何者でもありませんでした。
「俺は彼女とは違う選択をする。俺は彼女とは違う未来を生きる」
自分は最後まで軍人として生き、軍人として死ぬ。
そう心に誓うスネーク。
「今日から俺は…… BIGBOSSだ!」

ってな訳で一応のエンディングなんですが話はもう少し続きます。
次からは、お待ちかねのサイファーに関わる話でグラウンドゼロズに繋がっていきます。
続きは次回。
ごちそうさまでした
電話回線でペンタゴンに連絡するスネーク。
議長には信用して貰えましたが、強硬派の一人が反発。
直接交渉も失敗に終わりました。

万策尽きた…… そう思った時、ママルポッドはスネークを呼びます。
「ジャック」

AI上部のハッチが開きました。
まるでスネークを呼ぶ様に。

AIポッドに乗り込んだスネークは記憶版を引き抜いていきます。
その最中、AIは入力されていない10年前の……
グロズニィグラードで最後に語った言葉を発していました。
まるで、ザ・ボスがこの世に蘇った様に……。

※スネークイーター作戦でのザ・ボス

記憶版が抜かれ機能を失い、次第に意味のない言葉を発する様になるAI。
最後は「ジャック」と繰り返すだけになっていました。

記録領域ゼロ……。
ママルポッドの活動は停止した。
はずでしたが、偽装データ送信は止まりません。

地球滅亡までのカウントダウンは依然続いています。

「何故なんだ……。教えてくれボス!」
スネークは絶叫していました。

残り6分。
強硬派達は報復を要求。

抑止力とは夢の産物だったのか……。

「大脳が損傷しても生命活動が続く事がある」そう分析するストレンジラブ博士。
任務を全うしようと、本能のみで…… レプタイルポッドで活動しているというのか……。

何としてでも止める!
それ以外に世界を救う術はありません。

ひたすらに攻撃を続けるスネーク。

しかし、ピースウォーカーは止まりません。

もう終わりか…… 諦めかけたその時、ママルポッドは再び光を取り戻しました。

立ち上がるピースウォーカー。

「……sing…… sing a song……」(『SING』The Carpenters,1973)

ピースウォーカーは平和を願う歌を歌いながら、自らニカラグア湖へと入っていきます。

損傷した各部装甲に水圧がかかりAIが浸水。
偽装データの送信は止まり、NORADの核攻撃データは消滅しました。

ピースウォーカーは全面核戦争を回避するために自らの死を選びました。
ママルポッドに宿ったザ・ボスの精神は10年前と同じく、銃を捨て平和の為に
犠牲になる事を選びました。平和の歌を歌いながら……。
これこそが10年前のザ・ボスの最後の意志。

湖に沈むピースウォーカーを見送りながら、求めていた真実を知り涙するストレンジラブ博士。
そしてザ・ボスの形見であるバンダナを湖へ投げるスネーク。
それは彼女への餞別でもあり、決別でもありました。

カズが語りかけます
「スネーク まだここにいたのか?さぁ 帰ろう」
「俺はもう戻らない……。断ち切れたよ」そう応えるスネーク。
「みんなお前を待っているんだぞ?ボス」慌てるカズ。
勘違いしたカズに構わず続けるスネーク。
「…俺は彼女に裏切られた」
カズに説明するスネーク。それは自分に言い聞かせている様でもあります。
「彼女は最後に銃を棄てた。あの時、それまでの人生を…俺を含む全てを否定した。
命を差し出すことで軍人としての全て放棄した……」
軍人としての全てをスネークに託したザ・ボス。
しかし、彼女は最後に軍人として生きる事を辞めていました。
それはスネークにとって裏切り以外の何者でもありませんでした。
「俺は彼女とは違う選択をする。俺は彼女とは違う未来を生きる」
自分は最後まで軍人として生き、軍人として死ぬ。
そう心に誓うスネーク。
「今日から俺は…… BIGBOSSだ!」

ってな訳で一応のエンディングなんですが話はもう少し続きます。
次からは、お待ちかねのサイファーに関わる話でグラウンドゼロズに繋がっていきます。
続きは次回。
ごちそうさまでした
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